このページでは小児矯正を始めるべきタイミングとその理由、さらに小児矯正を受けることのメリットを解説しています。
小児矯正は、あごの発育が盛んで乳歯と永久歯が入れ替わる5歳~10歳ごろに行われることが多いです。
大人と比べるとまだ骨が柔らかいので矯正による負荷や痛み、治療にかかる期間が少なくて済む場合が多い、将来的な抜歯のリスクも少ないといったメリットがあります。
小児矯正の治療は12歳ごろまで可能としているクリニックが多いです。
しかし、永久歯が生えそろうよりも前に治療や生活習慣の改善を行った方が効果が感じられやすいので、6歳~7歳までに1度受診しておくことを推奨しています。
小児矯正でなく、歯列育形成などあごの発達トレーニングなどの指導ができるクリニックの場合は4歳~5歳ごろのお子さんも通院しています。
乳歯を矯正治療したからといって、永久歯が綺麗に生えてくるとは限りません。
ですので乳歯だけの矯正治療は歯並びではなく、生活習慣の改善や永久歯が生えてくるスペース確保のための発育を促す予防的なものになります。
一方で永久歯が生えそろっている状態だと発育も終わりかけているため小児矯正のメリットが感じづらいです。乳歯が抜け、永久歯が生え始めたタイミングでの受診が推奨されているのはこういった理由があります。
小児矯正のメリットは、成長期の矯正は骨や歯が動かしやすく、綺麗に整えやすい点です。
費用面はもちろん、痛みや治療期間の軽減が見込まれます。また、幼い頃から歯科に定期的に通うことで虫歯や歯周病予防も同時にできます。
将来、お子さんが大きくなってからも健康な口腔内環境をキープするための下準備にもなるんです。
10歳ごろに周囲の子の影響で矯正を始めましたが、あごの成長もほとんど終了していたため抜歯を伴った矯正治療になりました。
あごの骨の位置はあまり動かせなかったため、現在も気を抜くと少し唇が開いてしまうことがあります。
早めに受診をして骨格から矯正した方が後のことを考えるとスムーズに良い矯正ができたのだろうな、と思います。相談して悪くなることはないので、可能であれば幼少期からの受診をしておくと良いでしょう。
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